前回に引き続き、MinecraftのNeoForge向けMod作成についてのブログ記事となります。
今回は最新開発環境DL&設定編として、最新の開発環境のダウンロード方法とModの設定方法をまとめたいと思います。
今回開発環境を更新しました。そのため対象バージョンはMinecraft:1.21.4、NeoForge:21.4.114-betaに変更となります。
前回のブログ記事は「MinecraftのNeoForge向けMod作成:イベントハンドラ編」です。
最新の開発環境(MDK)のダウンロード方法
「環境構築編」で紹介したMDKのダウンロード方法で落とせるものは少し古いバージョンでした。そのためここで改めて最新のMDKをダウンロードする方法を紹介したいと思います。
「NeoForge MDKs」の真ん中の枠で「MDK-1.21.4-ModDevGradle」をクリックします(バージョンは適宜読み替えてください)。
ページ遷移後、右上の「<>Code」となっている部分をクリックし、「Download ZIP」を選択しZIPファイルをダウンロードします。解凍し、必要に応じフォルダ名を変えたら準備完了です。
なお、作成したいModのMod IdやPackage Nameも決まっているという場合には「NeoForge Mod Generator」で情報を入力しバージョンを選択してダウンロードすると良さそうです。
起動確認
準備ができたらIntelliJ IDEAで開いてみましょう。
開いた直後は読み込み処理が走りますので終わり次第、実行確認をします。左上の4本線を選択し表示されるメニューから「実行」→「デバッグ」→「Client」を選択します。
確認する内容は、
- 問題なく起動しゲームが動作するか(ワールドを生成し、ワールド内でキャラクター操作ができることまで確認すると良いと思います)
- MinecraftとNeoForgeのバージョンは変わっているか
などです。このような確認を行っておくことで、今後問題が発生した際に、ダウンロードしてきた環境の問題なのか、変更/追加したソースの問題なのかの切り分けが行いやすくなります。
Modの設定
続いてModの設定です。IntelliJ IDEAでプロジェクト配下にある「gradle.properties」を編集します。
27行目「## Mod Properties」以降にある以下の内容を編集します。
- mod_id:MODのIDを設定します
- mod_name:MODの名前を設定します
- mod_license:ライセンスを設定します
- mod_version:バージョンを設定します
- mod_group_id:グループIDを設定します。ソースのベースパッケージ名と一致させる必要がありますので注意してください
- mod_authors:作者名を設定します
- mod_description:MODの説明を設定します
とりあえずMODのIDや名前、作者、説明くらいでも良いと思いますので変更してみてください。今回は下記のように設定しました。
mod_id=kamomod mod_name=Kamo Mod mod_license=All Rights Reserved mod_version=0.5.0 mod_group_id=com.hashibiro.kamomod mod_authors=kamo mod_description=This mod is created by kamo.\nMore will be added in the future.
「mod_id」と「mod_group_id」を変更しましたので、以下の赤枠箇所も併せて変更(リファクタリング)を行います。忘れるとマイクラを起動した際にエラーが発生しますので注意してください。
動作確認
設定の変更が完了したら実行し、起動したマイクラの画面から「MOD」を選択します。
左枠のMOD名が変更されているはずですので選択します。右枠の内容も変更した内容になっていれば成功です。
最後に
今回は最新の開発環境をダウンロードし、Modの設定を行いました。
ゲーム内に特別影響するような内容ではないため、面白みはないかもしれませんが、知っておいて損はないと思います。少しでも参考になれば幸いです。
次回以降は、ブロック追加などゲーム内に影響する内容のブログ記事にしたいと思います!





0件のコメント: